終の棲家@住友林業

60歳前に何とかローンを組んで家を建てなくては!と決心!とりあえず完成までの記録を残したい!

なぜ新しく家を建てようと思ったのか

筆者はリアル家売るオンナです。テレビのように美人でスタイルも良ければ素敵なのですが…現実はただの近所のおばさんです。
たぶん私のお客様には「あれ、このオバサン、見た目はスーパーのレジにいそうだけれど、話すと不動産に詳しいじゃん」と思われているのでは。
最近は不動産投資でアパートや戸建てを売り買いする方も増えましたが、実際には、結婚・離婚、転勤、家族数が増えた・減った、相続、など様々な事情で売り買いする方が多数です。
リアルで家の売り買いを仲介しているので、いろいろなライフスタイル・ライフ事情を見聞きして時代の移り変わりを実感しています。
最近は子供が独立し、一戸建ては広すぎるから利便性のいいマンションへ引っ越す、というお客様が増えております。そんな中、不動産購入で住宅ローンを検討された60歳前後の何組かのお客様が、悉くローン不調に終わり、60歳を過ぎると住宅ローンはかなり厳しくなる、というのを仲介業者として肌で感じました。
私たち夫婦、気分は若いつもりでも落ち着いて考えれば(いえ、落ち着いて考えなくても)今年で58歳。
今の家を建てて早28年、住宅ローンはとりあえず完済しているものの…このままリフォームして住み続けるか、マンションへ引っ越すか…と考えたとき、郊外の広々した一戸建て(今の家は主人がメータモジュールで建てたので48坪あります)で自由に生活してきて今更、上下左右に気を遣うマンションには住めない、と気付きました。
私は、音があると眠れないので(もちろん電車の中でも眠れません、前に入院中に眠れなくて余計に悪化したこともあります)マンションの生活音がきっと気になる…でも最上階の広いマンションなんてものすごく高いし。
人生80年の時代、まだあと20年以上ある?(かもしれない)と思ったとき、古くて大きい家はリフォームやメンテナンス費用がかかるし、今住んでいる家はペアサッシだけれども古くて広いから冬は寒いし、それならいっそ、気密性の良い小さな新築を建てたほうが良いのでは?80歳で収入が乏しくなったとき外壁の塗り替え工事代なんて用意できないだろうし。
でも新築するにはそれなりに費用がかかる=住宅ローンを使う…つまり60歳のリミットまであと2年!となって、今年に入って慌てて土地探し&家づくりを真剣に考え始めたのでした。
今の家があるならリフォーム費用を積み立てておけばいいのでは??と思った人もいるかもしれませんが、何せ我が家のモットーは良く働き、良く使う…貯蓄という言葉を知りません(笑)
もう一つ、理由があって、仕事柄、相続で古家(負の遺産)を残されて困っている人をたくさん見ているので、子供たちに残すとしたら少しでも新しい家、と考えたわけです。


主人が家を建てられるのにどうしてハウスメーカーで?これについては長くなるので、次の独り言で。